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05_経営理念とは何か|なぜ機能しないのか

STEP 5/10
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この記事で分かること

経営理念とは何かを、単なる言葉やスローガンではなく、日常の意思決定や行動にどのように影響しているのかという観点から整理します。理念が機能している状態と形骸化している状態の違いを理解し、どこに着目すべきかの視点を得ることができます。理念は言葉ではなく、繰り返される判断の中で初めて実体を持ちます。

今の課題が「研修の問題」か「構造の問題」かを切り分けることができます。
もし前提が違っていれば、打ち手は根本から変わります。

経営理念とは何か

経営理念は掲げられている言葉そのものではなく、その言葉がどのように解釈され、日常の判断にどう影響しているかによって実態が決まります。同じ理念であっても、現場での使われ方によって意味は大きく変わります。同じ言葉でも、現場の解釈によって全く異なる行動を生みます。

あなたの会社は当てはまりますか

  • 理念はあるが日常業務で意識されない
  • 意思決定の場面で理念が参照されない
  • 現場ごとに解釈がばらついている

このような状態では、理念は存在していても機能しているとは言えません。言葉と行動が分断されている状態です。

ここまで当てはまる場合、問題は個人ではなく前提にある可能性があります。
一度整理してみると、見えてくるものが変わります。

理念が形骸化する理由

理念は抽象度が高いため、そのままでは行動に結びつきにくいものです。評価や意思決定の基準と接続されていない場合、日常の判断では別の基準が優先され、結果として理念は使われなくなります。そのままでは日常の判断基準としては使われにくい特徴があります。

理念は行動と接続して初めて機能する

理念が機能している組織では、何が評価されるか、どの判断が支持されるかに理念が反映されています。言葉として存在するだけでなく、具体的な行動の選択基準として使われていることが重要です。評価や意思決定の場面で具体的に参照される状態がつくられています。

どうすれば機能するのか

理念を行動と接続するためには、評価基準や意思決定のプロセスに組み込む必要があります。理念に沿った行動が評価され、そうでない行動が選ばれにくくなる仕組みを整えることで、徐々に実態としての理念が形成されていきます。行動が評価される前提と結びつけることが不可欠です。

問い

理念は言葉として存在しているだけでしょうか。それとも日常の判断に影響を与えているでしょうか。

その課題は研修で解決するものなのか、それとも前提を見直すべきなのか。
一度整理しておくことで、その後の判断が大きく変わります。

現状を整理する

理念と行動の関係を整理できます。
https://www.ibex-n.co.jp/ai-thinking

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